ブラッディ・マンデイ 2 自然に目が開いた。 直ぐに眩しい光が目に飛び込んだ。 『ん…っ』 もう朝なの…? 寝ぼけ眼を手で擦ると、ぼやけていた視界がハッキリした。 音「起きたか?」 『音、弥…?』 あれ? 何でここに…? 藤「…」 音「おはよ」 隣で寝てた藤丸も起きて、同様に音弥を見てビックリし、隣の私を見てまた音弥を見た。 藤「…おはよ」 音「なまえは病院退院したんだってな。 昨日藤丸から聞いた」 『あ、うん…』 藤丸よりも先にベッドから降り立って背伸びした。 『私、顔洗ってくるね』 藤「あぁ」 藤丸と音弥を置いて部屋から出た。 ―パタン 『…』 ボーっとしながら階段を下りきって立ち止まった。 待って、よく考えると… 私、藤丸に告白されたし、音弥にも保健室で多分キスされたんだよね? これって三角関係的なのでは…!? 今の状況を理解して冷や汗が流れた。 [*前へ][次へ#] [戻る] |