ブラッディ・マンデイ 5 緊迫した空気に何も言葉が出ずにJについて行く。 出口に近づくと白いYシャツを来た男が立ち止まった。 「行って下さい。 腐った国に天罰を!」 J「勿論」 男の肩に手を乗せてそう言うと、店の入り口のドアがテロリストの手によって、同時に開いた。 「きゃぁー!!」 「わぁー!!」 混乱状態の人達が一斉に外に走り出した。 ―ドサッ!! 藤「ッ!!」 『藤…ッ!!』 マヤは勢いよく藤丸を地面に叩きつけて解放した。 Jの手を振り払って藤丸の所に行きたかったが、Jは強く握って離してくれない。 J「そこそこ楽しかったよ、高木藤丸くん。 確かにキミはハッカーとしては優秀だ。 でも…、それだけだ」 『あッ』 Jに手を離されて私も解放された。 [*前へ][次へ#] [戻る] |