ブラッディ・マンデイ 6 あ「無駄よ、こんな奴に聞いたって!」 あおいは真子に「行こう」と声をかけて、どこかに行ってしまった。 藤「おい!こんな奴ってなんだよ!」 何で、人が不安定な気持ちの時に、 藤丸はあおいに構うのかな… 音「大丈夫か?」 『え?』 音「辛そうな顔、してるから…」 『…大丈夫っ』 無理矢理、笑ってごまかした。 ちゃんと笑顔作れてるかな? 音「…」 音弥の視線は私から藤丸に注がれた。 藤「何?!」 音「…何にも」 それに気づいた藤丸が音弥に聞くが、音弥は視線を外してそう言った。 再び、掲示板を見た藤丸を確認して、後ろに数歩下がった。 『…私、先に帰るね!』 藤「おい、なまえ!!」 後ろには振り返らずに真っ直ぐ、校門に向かって走った。 [*前へ][次へ#] [戻る] |