ブラッディ・マンデイ 5 ―… 自然に目が覚めると、布団の隙間からは人影が見えた。 宝生さん…?? 宝生さんはそのままドアを閉めて、部屋から出て行ってしまった。 『…』 私は起き上がって、宝生さんと話したくってドアノブに手を掛けようとした。 加「父親の事はアイツに知らせるな」 『!!』 この声…、加納さん?! 高木さんの事を知らせるなって… 私はドアノブから手を離して、ドアに耳を当てた。 加「取り乱して、また何をするかわからん」 宝「はい」 この内容だと、高木さんの手掛かりをTHIRD-iは掴んだ…!? 加「それと…、 余計な同情もするな」 宝「…はい」 『…』 二人の会話はそれで終わった。 [*前へ][次へ#] [戻る] |