ﾌﾞﾗｯﾃﾞｨ･ﾏﾝﾃﾞｲ
3
机の上に置いてある赤いパソコン。
椅子に座り、電源を着けてパソコンを立ち上げた藤丸は、全く手を動かさない。
『どうしたの？』
藤「厳重みたいだ」
パソコンの画面にはパスワード入力の画面。
さすがに、それ位はするよね…
藤「ま、簡単だけどな」
メモリをパソコンに差し込んでハッキングをし始めた。
『なにで調べるの？』
藤「ブラッディマンデイ」
ポツリと言った言葉は、藤丸のお父さん…、高木さんが最後に残した言葉。
藤丸がハッキングしてる間、私は部屋から出てリビングのベランダで外を眺めた。
『私達が守らないと国が滅ぶ…』
本当にこの国は滅びるのだろうか…
いまいちテロリストのやろうとしてる事はよくわからない。
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