ブラッディ・マンデイ 2 生物準備室の中に入ると折原先生の姿は無かった。 『お邪魔しま〜す』 パタンとドアを閉めて中に入った時、パソコンが目に入った。 『あれに何があるんだろう…』 気になった私は、パソコンの前に座って電源をつけた。 ―ガチャ 『!!』 ドアの開く音が聞こえて、とっさにしゃがみ込んだ。 藤「なまえ、隠れんぼ?」 『違うわよ!あー、びっくりした…』 中に入って来たのは藤丸と音弥、私は胸を撫で下ろして立ち上がった。 音「なまえはこっち」 『ひゃっ!』 お腹周りに手を回されて、音弥の方に引き寄せられた。 藤「音弥っ! 言ってた事と違うじゃねーかよ!」 『え、何が…?』 藤丸は私が口を出すと「何でもない!」と、強い口調で言って目を逸らした。 藤丸の頬が少し赤くなっていたのは、気のせいかな?? [*前へ][次へ#] [戻る] |