ﾌﾞﾗｯﾃﾞｨ･ﾏﾝﾃﾞｲ
2
過去を思い出した私を取り乱さないように、優しく背中をさすった。
藤「気絶したなまえを、たまたま歩いていた近所の人に頼んで、家に入ったんだ」
『お父さんは…』
藤「居なかった、ただ二階のなまえのパソコンの画面がついてて…」
―…
藤「これは…」
キーボードには血が付着していて、画面には不可解な言葉が書かれていた。
゛４８１１＝死はいい゛
藤「！！ハッキングソフト…」
ソフトのダウンロード日は約１年前。
なまえはハッカーをしてたのかよ。
―…
藤「俺は警察に調べられる前にパソコンを破壊した」
『じゃあ、今持ってるパソコンは…』
藤「俺が親父に嘘をついて、新しく買ったパソコンだ」
藤丸は私の為にそんな事までしてくれたの…？
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