ブラッディ・マンデイ 8 抱きしめられて、藤丸と体が密着。 顔は藤丸の胸元で、心音を聞こえる位。 勿論、私の顔は熱くなった。 『ち、近くない?』 藤「だって寒いから」 『私、湯たんぽ?』 藤「ん、暖めて」 たく、仕方がないか… ドキドキする鼓動が聞こえないか心配だけど、それよりも、今の内に藤丸と触れてい思いが勝った。 藤「…最初の、 感染者が出たんだ」 幸せだった気分が、その言葉を聞いて罪悪感が溢れ出した。 藤「結局、俺は何も出来なかった」 そんなの私だって同じだよ… 辛いのは藤丸だけじゃないっ。 でも、 少しでも助かる命を救いたいから… 『あのね、藤丸…』 意を決意して思いを話そうとした。 [*前へ][次へ#] [戻る] |