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「一つ、交換しよ?」
「うん!」




京子ちゃんと奇跡ちゃんがおにぎりを交換しあう。





「あ・・・!ちょ・・・!」

「うまそうだな。俺達もいいか?」
「どうぞ」





そして山本と獄寺君もポイズンクッキングに手を伸ばし口へ・・・・。




「! 食べたら死ぬんだぞー!」




両手を振り上げてポイズンクッキングを弾く。
これで俺は京子ちゃんの好感を捨ててしまった・・・。




 ズガン!
 ズガン!
「う、あ・・・」




どこにいてどこから見ていたのか。
脳天とヘソに死ぬ気弾が打たれた。





「復活!
死ぬ気でおにぎりを食う!」
「今・・・・」




―勝利の女神が降臨した!―
誰かがそう呟いた。






―――――



<結局・・・?>



あの後、全てのおにぎりを食べ尽くし、今は男子全員(山本、獄寺除く)に疎まれている。
そして俺の言った『食べたら死ぬんだぞー!』は意外な方向へと流れて行ったのを俺は全く知らなかった。






「ツナ君積極的だったね!」
「そうね。あれは沢田なりの告白ね」
「そうかな〜?」
「絶対そうだよ!
あれはきっと『俺が京子から貰ったおにぎりを食った奴はぶっ殺すぞゴルァ!』って意味だよ!」
「あんた・・・。よく平気でそんな事言えるわね・・・」






今回の一件が終わった直後に、奇跡ちゃん達になぜか応援された。





「ツナ君。私応援してるね!」
「さすが十代目。男らしかったです」
「やるなー」

「?」



end
オマケ→

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