二
「リボーン君ってツナ君の弟だったんだね!」
「! ち、違うよ!従兄弟!従兄弟だよ!」
そう言ってリボーンを抱き上げる・・・・、と。
「ぐっ・・・・・・ふ」
「気安く触るな」
首を絞められた。
苦し・・・・。
「すごい演技!泡も本物みたい!」
彼女(京子)はどこまでも天然だった。
「ねぇねぇ。せっかく京子ちゃんもいるんだから何かして遊ばない?」
「わぁ!賛成!」
「え?で、でも何して・・・?」
「コイツはどうだ?」
リボーンが出して来たものは拳銃。
ま、まさか・・・!
「「殺し合い(!?)」」
俺と奇跡ちゃんの言葉が見事ハモった。
(しかし奇跡ちゃんに至っては驚きもせず普通だった。)
「ロシアンルーレットだ」
「ロシアンルーレット?」
「確か・・・弾一つの運試し」
奇跡ちゃんが詳しくルールを教えてくれた・・・・が、
「そんな危ない事出来るわけ・・・!」
「楽しそう!」
えぇ!?
京子ちゃんどんだけ天然なの!?
「今回はパーティー用の弾だ」
「可愛い!」
まぁ、確かにそれじゃないと危ないし・・・。
それならやっても大丈夫かな?
「まずは誰からやる?」
「ジャンケンで決めよーよ!」
奇跡ちゃんの提案でジャンケンをする。
「じゃーんけーん・・・・」
「ポン!」
俺、パー。
京子ちゃん、パー。
奇跡ちゃん、グー。
「・・・・・・」
言い出しっぺが負けるって本当だね。
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