一
「ツッ君、お友達よー」
玄関から母さんの呼ぶ声が聞こえ友達たる者のもとへ行った。
「あ、ツナ君!こんにちは!」
「奇跡ちゃん!?」
そこにはなぜか奇跡ちゃんがいた。
―――――
玄関で立ち話も何だからと、俺の部屋へと移動。
その途中、母さんが・・・・、
「ツッ君、いつの間にあんな可愛い子とお友達になったの?みずくさいわね〜」
と、明らかに楽しんだ口調だ。
‘マフィア絡みで’と言えればどんなに楽な事か・・・。
「あ、ご、ごめんね・・・。部屋散らかってて・・・」
「ううん。突然来た私が悪いんだし気にしないで!」
そう言って笑顔を向ける奇跡ちゃん。
何か・・・京子ちゃんと同じ感じが・・・・・。
「(はっ!)」
だめだだめだ!
俺は京子ちゃん一筋なんだ!
「リボーン君ってツナ君と同棲してるんだね」
「同棲・・・と言うより居候かな」
「でもいいなー。可愛い家庭教師がいて」
かわいい・・・?
確かに外見は可愛い赤ん坊だけど中身はちょっと恐ろしいヒットマ・・・。
ガチャ。
「あれ?ツナ君と金剛さん?」
「き、京子ちゃん!?」
「こんにちは、笹川さん」
な、何で京子ちゃんがここに・・・!?
「笹川さん、よくツナ君の家に来るの?」
「ううん。今日が初めて」
「京子からお金を借りたからな。返すためによってもらったんだ」
「これぐらいよかったのに・・・。ありがとう」
本当ありがとう!
リボーン!
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