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小説X
へるふぁいあ1111
「ポッキーがない、だと…」
がくりと膝をついてさめざめと泣くショウにアザゼルはあたふたした。
「あんたはチョコレートに関することは外さないからな…」
リップタイドやエマがわらわらと集まり、何とかしなければとチョコレートやプリッツを差し出す。
すると、ショウの目がきらりと光った。

「その手があったか!」

わたわたと皆を引き連れて、鍋でチョコレートを溶かした。
「ここにプリッツを突っ込んで…少し置けば完成だ!」
ふふーんと鼻唄を唄いながらトレイの上のポッキー擬きを眺めるショウ。
しかし、三人はどこか気まずそうだ。

「なあ、プリッツって野菜の味がするんだよな…」
「アザゼル、言わなくてもその内身を持って知るわ。」

その後、ポッキー擬きを食べて微妙な表情をするショウがいたという。








すみません
滑り込み

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