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銀魂短編
♪◇ 勉強の合間に 坂田


高波宅にて〜

私は幼馴染みの銀ちゃんと同じ学校に行く
ために銀ちゃんに数学を教えてもらっていた。

『あー。もーやだ!づがれだぁ〜…』

「オイオイ。んなこと言ってたら受験受かんねーぞ。」

『だけどさぁ、疲れるよ毎日勉強、勉強って脳みそパンクするぅ…。銀ちゃんはいいよね。頭いいもん。』

「俺だって一応勉強してたぜ?あともう少しだろ、夏帆。がんばんねーといつも駅で見る元外交官とかいうマダオみたいに
なっちまうぞ。」

『うわっ、それはやだやだ!』

「じゃあやれ。」

『はーい。あ、ここの問題は?』

「ん?そこは前の単元で使った公式を
使って、xに15代入して…」

『ふむふむ。あ、あとここは?どうしても
全部答えが整数にならないんだけど。』

「それは…おい。お前これ全部負号ミスとか計算ミスだぞ。大丈夫か?」

『だいじょばない。』

「じゃあ、少し休むか。ちょっと目つぶってろ」

そう言って銀ちゃんはいきなりカバンを
ごそごそ漁り始めた。

『???』

「いいから早くしろ。」

『ん…。』

納得は行かないがいわれるがまま目を
瞑った。

「ほらよっ。」

ぐいっと何かが私の口に押し込まれていて
ゆっくり口を開けてみた。

『…甘い。』

「な?疲れた時は甘いものが一番だからな。」


そ、銀ちゃんが私の口の中に入れたのは
ミルクチョコレート。いつも常備しているらしく銀ちゃんらしいと思う。


『…もう一個。欲しい。』

「え?一応これ俺のなんだけど。」

『疲れすぎててチョコ一個じゃ足りない。』

「わがままだねぇ〜。まぁいいや。
じゃもっかい目瞑ってろよ。」

『また?』

「いやならあげない。」

『瞑ります瞑ります!』


しかしチョコは一向に口に入らず不思議に
思っているとやわらかい何かが唇にあたって目を開けると銀ちゃんの顔が間近にあった。

『!?』

動揺して口が開いた隙に銀ちゃんの舌と
チョコが入ってきててびっくりした。

『ふぇ??(く、口移し!?)』

「これならもっと甘い。だろ?」

『へ?え?い、今…。』

「おまっ、まさか初めてなのか。今の。」

『え、ええ。』

「ふぅん。決めた。俺がカテキョをやる
分の報酬。」

『え?な、なに?』

「お前のファーストキスの相手と初めての
彼氏になる。」

『へ?それって…。』

「夏帆。俺はお前のことが…好きだ。ずっと前から夏帆の事を思ってた。俺の彼女になってくれるか?」

『は、はいっ!私こそ、その…よろしく
お願いします!』

突然のことに声が裏返ってしまったしテンパってよくわからないこといっちゃった。
ああ、はずかしっ!


「くくくっ。やっぱ昔から変わんなねーな。変なヤツ。」

『銀ちゃんだって。私みたいな変なヤツを
好きになったんだもの。』

「そうだな。」

『受かるといいな…。学校。』

「ああ、受験が終わったらどっか遊びに
行こうな?」

『うんっ!!』





って私もじゃんか。
つか適当に書いたせいでぐっだぐだ。

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あきゅろす。
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