銀魂短編 ♪ もしも◯◯が猫になったら 沖田ver 『そぉーごっ!』 ガラッ 総悟の部屋をみるといつもまだ布団に入って寝ているはずの総悟が見当たらなかった。 あるのは脱ぎっぱなしの寝間着と布団だけで… 『ありゃ?総悟??』 ニャー 『ん?』 布団を見るとモコっとした小さな出っ張りがあってめくってみると 「ニャー」 ネコがいた。 『ありり?おまえさんどっから入ってきたの??危ないよ怖い人がいっぱいいるんだから』 「ニャー」 『にゃーにゃー言われても猫語はわかんないからなぁ…。にしても、誰かと似てるねぇ。 』 赤い瞳に蜂蜜色の毛、総悟の部屋… 『あっ!!』 ビクッ 『おまえ総悟に似てるね!』 そう言うと意味がわかったのだろうか?目をパチクリさせてキョトンとした。 『でも総悟はこんな可愛くないですよね… ごめんね。あんな奴と似てるなんて言って…。』 そう言うとネコちゃんはムッとしたのか 猫パンチをくらわしてきた。 『いててて…怒ったの?ごめんね?』 抱き上げてハグをすると猫ちゃんは俯いた。 なんで? 『ふぁ〜あ。眠くなってきちゃった』 「ニャー」 『お前もかい?じゃあ一緒にねーましょっ』 ギュッ 「ニャッ!?」 せっかくなので私は猫ちゃんを胸に抱いて寝っ転がった。 『くー。くー。』 ポンっ 「ふぅー。やっと元に戻りやしたねィ。夏帆、生殺したァいい度胸じゃねェですかィ。後で覚えときなせェ。」 そう言って総悟が私にキスしていたのを私は知らなかった。 ニャンニャンニャン (ふぁ〜あ…) (やっと起きやしたかィ夏帆。) (んにゃ?そぉーご…猫ちゃんは?) (帰ったんじゃねェですかィ) (そっかぁ…また会えるかな) (多分…会えるんじゃねェですかィ?) [次へ#] [戻る] |