私立明天学園
25
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俺と会長は言葉を交わすことなく、廊下を歩いた。
そのまま、部屋に入っても無言。
(・・・しゃべりたくないけどさ)
(沈黙もなんか微妙なんだよ・・・)
この雰囲気に先に音を上げたのは俺だった。
「なぁ、会長。
なんでベットが一つしかないんだ?」
「野暮なことは聞くな。」
はいはい、そうでしたね(怒)
ここは、そういうところなんでしたね。
・・・俺と会長の会話が続く日は来るのか?
「じゃあ、なんで同じベットて寝なきゃなんないのに、こんなオタクをパートナーにしたんだよ?」
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