短編
幸せな歳の取り方(+ロックオン)
目の前には苺たくさんの、少し形が崩れてるショートケーキ。
お前の手作り。
そして、お前の笑顔。
「ロックオン、おめでとうございます!」
喜んでいるのはお前だけだった。
この歳になると誕生日も嬉しくないしはっきり言って自分のはどうでもいいんだが、
俺はお前のその笑顔が嬉しかった。
勿論作ってくれたケーキにもな。
「ありがとなアレルヤ、最高だよ、」
「そんな、僕はただ、」
「アレルヤ、」
「ん、」
抱き寄せて口付けをした。
毎年お前が祝ってくれるから、
俺は幸せに年をとっていけるんだ。
おわり
2010 3 4
1日遅れのハッピーバースデー!
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