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ざわざわと人が溢れるホールで人を探すのは苦労する。探し始めてどれくらい経ったか
探し人は壁に寄りかかり退屈そうに人混みを見ていた



「凜」
「、昴?」


一泊おいて帰ってきた声に笑みを浮かべる


「やっぱり来てたか」
「まあ、な」
「こんなとこにいて良いのか」
「挨拶回りは終わった。昴の方こそ良いのか?」
「ああ」



俺も終わったしな、と笑う
久しぶりに会ったが相変わらずの無表情で何を考えてるかわからないな



「なあ、凜。俺の通ってる学園にお前も来ないか?」
「は?」


「来いよ」



全てが狂い始めた一言

(来るよな?)
(それ、聞いてる?)


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