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〜記憶と時間と契約と〜
タイムリミット
俺は勢いを殺さず家の中に入り姉の部屋のドアを、バァン!という効果音とともにあけた
「姉貴ぃぃーーーー!起きろーーーー!」
と、俺はベッドで寝ている姉貴に叫んだ
が、姉貴は子供のような寝顔をしながら
「ん〜あと40分・・・」
といった
「ふざけんな!もう時間がないんだよ!起きろ!」
俺は必死にそういったが姉貴はまだねている
「ニンジン食わせるぞ!いやだったら起きろ!」
俺は姉貴に向かってそう叫んだ、すると姉貴は
「ニンジン・・・ニンジン!?いやだー食べたくないよー!」
といいながら起きた
「ニンジンどこ?どこどこ?」
姉は俺に向かって必死に聞いてきた
「起こすため為に嘘ついただけだ」
「そんなぁ〜ひどいよ〜」
姉貴はそういいながら俺の腹に一発殴ってきた
「グフッ・・・」
と、俺は悶絶の声をあげた
「私がニンジン大嫌いなのは知ってるでしょ〜」
そう、姉はニンジン、が大の苦手だ
小さい頃に一回食べて以来、一度も食べていないらしい
「うっせえなぁ〜そうでもいわないと起きなかっただろ!」
と、俺は文句を吐き捨てた
「も〜、、、あ、今何時?」
姉は俺にそう聞いてきた
「今何時って、、、」
そういって部屋の時計をみると時刻は七時48分を回っていた
「やっべぇぇえぇ!今七時58分だ!」
おれは、悲劇の声をあげたが
「なんだ〜あと二分あるじゃん」
と姉は余裕の笑みを浮かべていた
「なんだ〜じゃねーよ!姉貴!さっさと着替えろ!」
俺はそういい部屋を出た
が、約十秒後
「着替えたよ〜はやくいこ〜」
姉はそういいながら部屋から出てきた
俺の姉は着替えが異常に早い
なぜかは知らないがとにかく早い
「もうあと1分30秒しかねぇ終わったな・・・」
俺はあきらめたようにそういった
だが姉は
「大丈夫だよ〜」
と、また余裕の笑みを浮かべた
「どうするんだよ、、、まさか、、、あれをやる気か?」
俺はおそれるような声で姉に訪ねた
「そうだよ〜あれだよ〜」
姉はにっこり笑いながらいった
「、、、やるしかないか、、、」
俺はかんねんしたようにそういった
「そ〜ゆ〜こと、じゃあいくよ」
姉はそういい、部屋からスケボーを持ってきた
「じゃあ外に出ようか」
姉がそういい、俺と姉は外に出た
そして、スケボーの上に二人でのった
「しっかりつかまっててね〜」
と、姉はいい、そして、スケボーを猛スピードで移動させ、そのまま、スケボーごとジャンプさせた
「いくよ!」姉はそういいながら、塀の上に着地し、人の家の屋根の上に乗った
「よ〜し、もっとスピードあげるよ〜」
姉はそういい、ものすごいスピードで走りだした

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