[携帯モード] [URL送信]

〜記憶と時間と契約と〜
タイムリミット
俺が全速力で走り出したとき時刻は7時40分を回っていた
「やべぇやべぇやべぇやべぇやべぇやべぇ」
俺はひたすらそうつぶやきながら走っていた
俺が走っている理由はただ一つ
姉を起こすためだ
あの姉は人を殴り起こした後すぐ寝る
だから俺が起こさないと姉は絶対に起きない
姉は、人を起こすのは得意なのだが起きるのは大の苦手だ
『たまには一人で起きろこのくそ姉貴!』
とでもいってやりたいが、そんなことをいった瞬間俺は100%姉に抹殺されるだろう
そして、俺が走り始めてから約15分やっと俺の家が見えてきた
そして俺は、さらにスピードをあげて走り
そのまま勢いよく家のドアをあけた

[*前へ][次へ#]

3/16ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!