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愛の告白(2222hit)智美さん
 



「徹子(名前)ちゃんが、好きだ」
「徹子(名前)ちゃんが、好きだ」
「徹子(名前)ちゃんが、好きだ」




「徹子(名前)ちゃんが、好きだ」


の告白





「徹子(名前)ちゃんが、好きだ」
「知ってるよ?」


付き合い始めてから幾度となく聞いた台詞だ。褒められて喜ぶ子供みたいにずっとずっと繰り返す彼が異様に可愛くて(惚気っぽいけれど)、敢えて放っておいている。

だけど今日は、


「徹子(名前)ちゃん『知ってる』ばっかりで、本当に僕のこと好きな訳?」
「えっ」


普段の明るさが静かに陰り、寂しそうな御伽くんがいた。いつも好き好き言ってる彼から予想外の発言。


「好き、だよ?」
「…本当に?」
「本当だよ」
「………」


ああ、困った。
放っておいた罰かしら。
なんて顔で私を見るの。
『大好き』なんだよ?
ただ『好き』を聞きすぎて『好き』の有り難さがー…って、もう訳が分からない。


「あーもう!」
「んっ」


そんなこと言うあなたの口なんか、塞いでやるんだから、なんて考えているうちに気付けば視界が陰る。
御伽くんの影。

返事は1つに決まってるの!
私は急に重ねた唇を離し、言った。


「好きじゃない…」
「え…」



「愛してるんだから!」



(世界でいちばん!)




目の前に棒立ちしている赤く染まったポカン顔が妙に嬉しくて、再びそっとキスをした。






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智美さんリクの(接吻あり甘夢)でした!甘い…ですかねコレ(^ω^;)
後日談として好き魔からキス魔に変わった御伽とか考えて一人萌えたりしたんですが、自重しました(笑)

2222hitありがとうございました!






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あきゅろす。
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