L・Love song(本編)
<284話>機動六課 [合同編]
-八神家-
[視点無し]
なのはとフェイトはここ、八神家に足を運んでいた。
理由はただ一つ。
はやてに呼び出されたからだ。
はやて「さっそく本題なんやけどな」
そしてはやての話が始まった。
これから活発化するであろうスカリエッティ関連、そしてロストロギア関連の事件。
対応が遅いミッドチルダ地上本部に代わり、素早く対応する少数精鋭のエキスパート部隊。
部隊名『時空管理局本局遺失物管理部地球出張部隊機動六課』
それを結成すると言ったものだった。
なのは「具体的な任務内容は?」
スカリエッティの企みを阻止するために動く予定だったなのはやフェイト達。
そこに突如持ち上がった部隊結成。
疑問に思う方が当然だ。
はやて「特定遺失物の捜査と保守管理が主な任務や」
この場合は遺失物=ロストロギア。
しかしはやてによると、広域捜査はミッドの一課〜五課がしてくれるそうで、機動六課は対策専門のようだ。
フェイト「もしかしてロストロギア…、特にレリックを追うことでスカリエッティに辿り着ける……?」
はやて「その通りや」
はやてはすかさず頷く。
つまりわざわざ地球に部隊を立てるのは地球で何かをする確率が高いスカリエッティ、そこから地球でロストロギアが発見される可能性が高いということ。
それに素早く反応するための部隊、それが機動六課だ。
はやて「集結は今夜な。宿舎兼オフィスはフェイトちゃんが済んどるマンション。既に管理局によって買い取られて改装が行われてるはずや」
フェイト「確かに数日前からなんかしら改装してたみたいだけど…」
なのは「そんな急な…」
あまりの急な事態に、なのはもフェイトも驚きを隠せなかった。
それでも…
フェイト「やっとはやての夢が叶ったんだね…」
3人は1年前のことを思い出していた。
………………。
=続く=
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