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君とやりたくて*(ドフラ)
風呂の縁にやっとの思いでしがみついているマルコの元にやって来たかと思えば、ヴェルゴはその風呂の中に入って来て


「ぶっ…!ぁっ…!はっ…!がっ…!」


そのまま、マルコを力ずくで湯中に沈めさせた。
うつ伏せに背中を踏みつけては自ずと這い上がろうと湯から出るマルコの両手を掴み、捻らせる。
その間もマルコの口からはゴボゴボ、泡が出ては体が暴れたがヴェルゴは全く気にしてないようであった。
そして数分後。


「ドフィ、終わった」


ヴェルゴがマルコを湯から上げ、ぐったりしたその体を床に放る。
マルコは後ろ手に海楼石の錠を掛けられていた。
平素ならもう少し苦戦したかも知れないが、水溜まりに浸からされ、一服盛られていたと言う事もあり可能にした状況。


「ご苦労、ヴェルゴ」


ドフラミンゴはずっとソファで頬杖を突いて見ていた。
強い海賊がなす統べなく押さえられ屈服させられる瞬間が堪らない。
勿論、湯中や海楼石は自分にも弱点になるのだが上手く使えばこれほど能力者を捕まえるのに適した方法もないのだ。


「起きてるか?マルコ」

「…が、はっ。はっ…ぁ…」

「ご気分は?」


側に行けばしゃがんで、頭を掴んで顔を無理矢理上げさせる。
断れば何かしらマルコに取って不利益になると言うのはこれが初めてでもないのに、学習しないなとドフラミンゴは思う。
実はMなのか?とかも。


「最低、だよい」

「フッフッフ。それだけ元気があれば今から一発嵌めても問題はねェな」


だが睨み付けながら紡がれたその文句が、マルコはけしてMではない事を教えてくれる。
そして同時に歪んだ性癖持ちであるドフラミンゴをよりゾクゾクさせてくれた。
恐らくそれだけで勃起してしまったペニスがマルコのアングルからは丸見えであっただろう。

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