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君とやりたくて(ドフラ)
(都合によりヴェルゴがドンキホーテファミリー)
酒場で薬を盛られた挙げ句、そこの安宿から連れ出した全ての張本人、ドフラミンゴにマルコは水溜まりによる脱力と薬のせいかまだぐらぐらする頭に問いかけた。
今回の要点を。


「…それで、今日は何の用だよい」

「セックスをしよう、フッフッフ」

「嫌だ。はい、終わったな。寝て良いかよい」


回答により頭が痛くなる感じがしながらも、きっぱり拒絶。
たまには乗りもするが、今回は女も買いたくて島に降りたのだ。
“自分の女役”は断固拒否の構え。


「ヴェルゴ」


するとドフラミンゴは何を思ったか指を鳴らし、寧ろずっと控えさせていたのかと聞きたくなるくらい存在感無かった男を呼びつけた。
こそりドフラミンゴが耳打ちをしたかと思えば、無機質な了解だと言う返事と共にヴェルゴがマルコが漬かっている風呂へとやって来る。
何やら手枷のような物を持って。
物凄く嫌な予感はしたが、今のマルコは逃げる事は勿論、風呂から出る事も出来なかった。


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