掘るやり方*(ルフィ)
(皆生きてて幸せ★)
ひょんな事からエースの弟と付き合う事になった(マルコ視点)。
この愛くるしい恋人をいざ、モビーの自分の部屋で二人きりになり押し倒そうとした所で、とんでもない台詞が飛び出したのである。
「これって騎乗位って奴だろ?ししっ」
そう。
この愛くるしい恋人は、攻めだったのだ。
「…お前、こんなおっさんを抱きたいのかよい」
マルコは一旦体を離せば、どうした物かと滅茶苦茶思案する。
そりゃそうだ。
確かに若い頃は色々ヤンチャもしたが、今は良い大人。
掘られるより掘る側の方が精神的にも肉体的にも楽である。
しかし愛くるしい恋人から返って来たのは
「おうっ!」
天真爛漫なお返事。
「…因みにエッチ経験は?野郎とのな」
「ねェ。でもやり方は知ってるぞ?」
「…どうやるんだ?」
「マルコのケツの穴におれのちんこ突っ込む!エースに聞いた!」
どん、と効果音が聞こえそうな断言にマルコは頭痛すら覚えた。
取り敢えずこの原文まんま教えたであろうエースを捕まえて小一時間説教したいが、後だ。
(おれは確かに不死鳥だが、ケツをわざわざ裂いて治すセックス何てしたくねェよい)
この愛くるしい恋人に上を譲る気がないのなら、我が身ならぬ我が尻の穴は自分で守らなければならない。
「いいか?エースの弟。まず、ちんこ入れる前にケツを拡げる必要があるんだよい」
何が悲しくて自分が掘ろうと思っていた恋人に掘るやり方を教えなければならないのか。
しかし指を立ててビシッ、エースの説明で足りなかった部分を熱烈語る。
語るしかない。
何しろ自分のケツが掛かっているのだ。
マルコの複雑な心境とは裏腹に、ルフィはそうなのか!と珍しく真面目に指導に耳を傾けたのであった。
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