躾は痛みで*(ドフラ)
※サボ右腕欠損してます
片腕のない男を抱くの何てドフラミンゴからしてみれば赤子の手を捻るような物であった。
「う、あっ…!あ゛ぁっ…!」
それなりに尻穴を慣らし、優しく抱いているにも関わらずその体は強張りサボの唇は痛みを訴え呻いている。
それはそうだ。
本当ならとっくに痛み止めを打たなければならない激痛を片腕に抱えているのだから。
「た、すけっ…!ぐ、ぁっ…!」
痛い。
熱い。
熱い、のに寒い。
誰に。
一体誰にすがれば良い。
サボの左指がシーツを引っ掻く。
「い、だいっ…!」
「可哀想に、な。フッフッフ」
ドフラミンゴはサボの尻穴をぺニスで暴きながら、心にもない同情を口にする。
そう、自分にすがれ。
そうすれば全力を持って可愛がってやれるのに、何て思いながら。
そしてついに、その時はやって来た。
サボは今まで行為の最中、一度もドフラミンゴにしがみついた事はない。
それもまた精一杯の抵抗だったのだろう。
「いだっ、い…!ぁっ…!あっ…!いてェ…んだっ…!ドフラ、ミンゴっ…!」
だが今、確かに左手でドフラミンゴの腕にしがみついたのだ。
しかも名前まではっきりと呼びながら。
ああ何て可愛い。
ドフラミンゴはサボの頭を大きな手で優しく撫でて上げる。
本当なら直ぐにでも痛み止めを上げたい所だが、もう少しだけ、と言う欲が芽生えてしまった。
「ドフィ、だ。サボ」
頭を撫でていた手を棚の上にやり、痛み止めの満たされている注射器を取っては呼び方の訂正を求める。
この痛み止めが欲しいだろう、と甘い誘惑を仕掛けながら。
その唇が自分の愛称を呼んでくれたなら。
明日は読むのは好きらしい彼の為に沢山の本を買って来てプレゼントしてあげようと思った。
そう、お仕置きばかりはよくない。
ちゃんと、良い子にはご褒美も上げなくては。
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