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夜のお戯れ(テゾゾロ)
テゾーロは自分の自室に黄金で固め膝をつかせたゾロを置き、それをつまみにベッドでワインを優美に飲んでいた。


「そう言えば、捕まってから何も飲んでないだろうロロノア・ゾロ」

「…あ?最後の酒でもくれんのか?」


ふと、思い出したようにゾロの側に歩みより顎を掴めば軽く顔を上げさせる。
若い、良い男だ。
それにどうせ明日に処刑をされる身と言うのがテゾーロに沸き上がった悪戯心を後押しした。


「んっ…!?ぐっ…!ぅっ…!」


グラスのワインを口に含んではそのままゾロの顎を掴まえて、唇を重ね合わせる。
背けようとしたが構わずギリギリ指の力を込めて固定し口内に舌を侵入させ、ワインを流し込んでやった。


「どうした?初めてではないだろう?もう少し力を抜け」

「はっ…!くっ…!」

「ほら、もう一杯だ」

「お、いっ!いらね…!んっ…!」


再びワインを口に含んで唇を重ね合わせる。
察するにこう言った経験はあまり無いらしい。
懸賞金額に不似合いな可愛い反応はテゾーロを中々に楽しませた。


「ああ、困ったな」


長い長いキスが終わるや否や、テゾーロは黄金で固められているゾロを強制的に床に寝かせる。


「興奮して、沈めないと眠れそうにもない。責任を取って付き合って貰おうか、ロロノア・ゾロ」


そう、これぞ正に夜のエンタテイメンツ。

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あきゅろす。
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