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蜜戯*(ドフ鰐)
百歩譲って、取り引きなり有益な条件の元なりで男に抱かれてやるなら騎乗位に決まっている。
背中に覆い被されて頭を捕まれ押し倒される何て、自分の身長や体格、能力等を考えれば生涯無いだろう経験だと、クロコダイルは思っていた。


「っ…!ぁっ…!」

「フッフッフ。どうした鰐野郎。もっと声を上げても構わねェんだぜ?」


ドフラミンゴと言う男にベッドに誘われたのは、何て事はない七武海会議が伸びた退屈の埋め合いからであった。
どうせなら、お互いにすっきりしたいだろうと言う申し出に、イライラしていたのも手伝い乗ったのである。
しかし了承するなりいきなりベッドに押し倒され、尻を上げさせられてアナルを指で丁寧に暴かれるなんていつも通り騎乗位でと思っていたクロコダイルからしてみれば想定外なプレイであった。
またねちっこく、上手いのだから堪ったものではない。


「うる、せェ。さっさと、ぶちこんじまえフラミンゴ、野郎」


うっかり甘い声が出そうになるのを押さえて、いつもの嫌味で応戦する。


「おいおい、会議が始まるのは明日の昼だぜ?それまでゆっくり楽しもうじゃねェか」

「ふ、ざけんな…!まさか一日中やる気じゃねェ、だろうな…!あっ…!」


自分が声を荒げた絶妙なタイミングに相手の指が前立腺を穿ち、変な声を上げてしまう。
オマケに尻穴戦慄かせて相手の指をきゅんっといやらしく締め付けているのが男に慣れてる故、自分でも分かってしまうから質が悪い。


「そりゃそうだろ。安心しろ、休憩くらい入れてやるさ」


またサラリと一日中嵌めっぱなし宣言をされた物だから、戻れるなら数時間前に戻り床を深く考えずに了承した軽率な自分を殴ってやりたい衝動すら覚えた。
いや、良く考えたら人の尻穴を何時間もねぶってるこの男を殴れば良いのだとその衝動は直ぐに撤回される事となったが。
何が安心だ、出掛けた文句はまた前立腺を抉られた事によりあえぎ声へと擦り変わるだけに終わってしまったのであった。

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あきゅろす。
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