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半分以上*(ドフ鰐)
非生産的だ。
ブツをアナルにぶちこまれながら相変わらずムードも何もなく男はサラリと言った。


「ガキが産まれる訳でもねェ」

「…フッフッフ。欲しいなら頑張って見ようか?鰐姫様」

「死ね」


クロコダイルは所謂“スイッチ”が入るのに時間が掛かる質だ。
最後まで全く入らない時すらある。
殆どあえぎ声も上げない彼に覆い被さり、態度の冷めた様子とは裏腹にギチギチ自分のペニスを締め上げて来る熱いアナルを暴きながら、ドフラミンゴはそんな所もまァ、気に入ってるんだがと本人に言ったらまたムードのない台詞が返って来そうな口説き文句心の中で送りながら腰を揺すり奉仕をしまくる。
テクを惜しみはしない。
とにかく満足させてやりたい一心で。
何故なら


「なァ、鰐野郎。次はいつ会える?」

「…そ、うだな」


彼には下手な男との次はない。
この関係を結ぶ際、自らはっきりとそう言っていたから。
場合に寄っては始末したりもするらしい。
とんだ我が儘な女王様がいたものだ。
しかし今ドフラミンゴのこの問いかけには


「またっ。連絡、する」


息を詰まらせ、時折漏れそうになる喘ぎ声を上げないようにしながら“次”を臭わせてくれる。
非生産的とか何だとか言いながら、自分としっかり会ってくれるのだ。
それは即ち自分とのセックスは気に入っていると言ってくれているような物であって。


「…好きだぜ鰐野郎。最高に愛してる」

「クハハ。おれも愛してる、フラミンゴ野郎」


自分は半分以上本気。
しかしクロコダイルは恐らく冗談の応酬。
全くもって厄介な相手に本気になってしまった物である。

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