初恋ラブVOICE
体は正直



素早く恵兎の上半身を裸にすると、かぶりつくように胸の飾りを舐め始めた。



「なっ!…どこ、んぁ!」





弄られる事のない部分を弄られて、女性のような声をあげてしまった。

その声に良克は目をギラギラと輝かせる。




「やっ…やだって!やめろっつってんだろ!」

「ふふっ、キモチイイくせにー。」

「くわえながら喋るなあ!…うっ…!」




何を思ったかいきなり良克は恵兎のモノをズボン越しに触れた。






「身体は正直なのにねえ。」


「………っ……」



そう言うと、腫れて赤くなった乳首をまたいたぶり始める事に集中する。




確かにそこを弄られる事で感じてはいる。


けど、もどかしいほど僅かな快感しか得られない。



もっと強い快感が欲しい、まあ、オレがそんな事言えるわけないけど…。
この状態でも恥ずかしいのに、これ以上は絶対に無理。


でも、このままはもっと無理。





オレはただ良兄を目尻に水を溜めて睨み付ける事しかできなかった。





「ぅ…っ、うう、」

「えっ?けい?どうして泣くのっ?」




「ばかあっ、よしにぃなんかっ、きらいだあっ、」

「………え…。」




「はやく、いれろよなっ、ばかやろお、」





「…でも…、ねぇけい?……俺を受け入れる覚悟はある…?」







覚悟?男同士だから、周りから奇妙な目で見られてもいい覚悟ってことか?



「んなの、アンタを好きだって、認めた時に、決めてるっ、」


「…でも、俺、たぶん優しくできな」

「いいから入れろっ!!」



「…ぅ……はい…。」




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