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三部作登場人物一覧
今までの 「残る爪痕 血脈の果て」 登場人物(など)紹介
登場回数や重要度より説明し易さを優先した順番です。存在そのものがネタバレなものは載っていません。
あくまでこれはネタバレ無のものです。


シルドヴァイエル家関係

ガロレイド=シルドヴァイエル――部隊三○七を組織した。首都ソノス州の統治者。将軍になったのは二十年前。その時に勝利した戦争で手に入れた土地と既に持っていた領地を合わせると、農耕可能面積においてどの州よりもソノス州が大きくなったから。しかしその差は微々たる物である。将軍というポジションは、どの州であろうとある程度以上の大きさの土地を新たに手に入れれば奪うことが出来るという、不安定なものである。八方美人で胃潰瘍持ち。

オディナ――ガロレイドの側近。決して高い事務能力を持つ訳では無いが、二番目に農耕可能面積の大きいノルビ州から献上されたので将軍に仕えさせるしかなかった。


ニルシュト家関係

ミュールド=ニルシュト――ノース州主。因みにニルシュト家は二百年前からノース州を統治している。

トレラテ――ミュールドの側近。無口。勝手に一人で行動してしまうミュールドを黙認する事しか出来ない。

ダクラ=ニルシュト――ミュールドの末っ子。部隊を撤退させるため、ミュールドの命を受けて部隊に編入。

レトフランシェ=シルドヴァイエル――ミュールドの長女。将軍の跡継ぎに嫁ぎ、政治を監視している。

コラージュ――レトフランシェの側近。レトフランシェと共に上洛した。

アーリュエン=ニルシュト――ミュールドの長男。十二歳の時に家出したまま、見つかっていない。

ノスタリオール=ニルシュトーーミュールドの父。

モルタイン=ニルシュトーーニルシュト家初のノース州主。トース条約締結の仲立ちをした。


部隊三○七に所属のみ

ソルドーレ=ヤトエリアス――部隊三○七の隊長。将軍の直属家臣。ガゼル交戦経験者。

アラシュ=マーセナル――部隊三○七に編入された傭兵。ガゼル交戦経験者。

徴収兵――二十七名。ノメイルの徴収年齢は十八歳。ミュールドがツテを駆使し、ダクラもここに含まれた。

将軍家直属兵――七十名。首都であるソノス州に所属する兵の事。


帝国使節団員

ギロン――交渉官。目も背も極端に細い。幾羽かの鷹を飼っている。

スペクタ――監視官。部隊三○七に同伴する。ノメイル語を聞き取るのには長けているが、話す方は駄目なので共通語で話す。湿板カメラ持参。


その他人物

ホルドレル=オーヴァワク――ノメイル外交省長官。忙殺される日々を送る。神暦一○○九年十月十五日で還暦を迎える。

オドグ――ネーズルの外交官。

ハイルド=ドカルノセレムル(Hailed=Docrnsereml)――トース内の山小屋に住む「世界唯一の比較神話学者」。普通のノメイル人。論文を書くときの名前はスハイレル=クラルムンド(Shirele=Cralmonde)。


その他用語

ガゼル――体力、五感感度の双方において人間を凌駕する生物。知能、言語、見た目が人間と大差無く、目の色以外で区別する事が出来ない。

トース条約――ガゼルはトースという区域の外にいる人間を攻撃してはいけないという内容の条約。具体的な処罰は明文化されてはいないが、この条約に違反した場合はガゼル殲滅戦争が起きることを示唆する文面になっている。二百年前、ノース州主であるモルタイン=ニルシュトの仲立ちにより、ガゼル側の承諾を得た。

ホーキョク、カカミ、ツルキ――ノメイル神話に登場する三種の神器。ホーキョク、カカミはソノス寺院に保管、稀に公開されるが、ツルキの所在は不明。

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