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先生と体育[マット]

今日は1人欠席。
というわけで、私は余った。

しかも何で今日なの!!



あぁ…
今日は二人一組で倒立前転の練習→テスト。

私…………虎先生に脚もってもらうのね…

なんか恥ずかしい。
将先生が良かった…なんたって、バドミントンの授業で学んだもの。先生について。







「虎先生、あたし余った」

誰だよっ!!欠席しやがったのは!?

でも先生カッコいいな〜…。
黒いジャージがとっても似合ってる…もきゅもきゅ

「じゃあ名字は俺と倒立前転ね〜」

「お願いしまーす」



と、ゆうわけで練習してみる。
まぁ…とっても恥ずかしい。
逆立ちした時に髪がボハッ!!ってなって恥ずかしい。


「はい、回ってみよー!」

コココ恐い…………



「…っふ!!!」

頑張って回った!けど、斜めった。



「…まぁまぁ、かな?んー、もっかい頑張れ☆」



虎先生に励まされて、何回も倒立前転をした。

ちょっ…色んな場所が痛い。







「集合!!」


あぁ…来てしまったぜ。
倒立前転のテスト。

出席番号が早い人から、どんどん呼ばれていく。



私は先生とやるのか…
あぁ、失敗したらどうしよう。
みんな失敗しないもんだから不安になってきた。




「はーい、次は名字」

「……は、はーい」


んー。嫌だな。
とゆか、先生……腕捲りなんてしちゃって…


「ぅおしっ!!来いや!」

虎先生…なんで張り切ってるの………


あーやだ。でもやらなきゃ。
深呼吸して……GO!!





「そりゃっ」














倒立をした。
目をギュっと瞑って。

で、あたしの右手の下にある物体は何だ??


目を開けると………




「……………」


私の右手は虎先生の足の上に……………

全て無かったことにして、前転した。



「名字はマットに手を着けましょうねー。それ以外は完璧☆はい、次ー」











恥ずかしいっす…

あぁ…嫌だわ。



Fin.

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