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17※
ぼやけた視界で安里を見上げて、けどイかせてくれ、なんてそうそう簡単に言える言葉じゃねぇ。自分で勝手に扱いてイくのが許されるはずねぇのもわかってる。


そしたら安里がニヤッと笑って、暴発寸前のそれをやんわり握った。


「…ぅあッあッ」


けどそんなじゃイけねぇ。もう、もう限界なのに!


「イきたいか?」


「はッあ、あ、」


涎をダラダラこぼしながらがくがく首を縦に振って、余裕で笑ってる安里に縋り付く。きったねぇ顔してんだろうけど、そんなことを考えてる余裕はねぇ。


「イきたいなら、自分で動け。右手貸してやるから」


相変わらず安里はニヤニヤ。けど、ぐちゃぐちゃの頭ん中じゃあ簡単にはその意味がわからねぇ。えーと、自分で動く?って、安里の右手に、俺が動いて擦り付けんのかよ?


「…ッん、なの…!無理…ッッ」


「は、無理じゃねえだろ。童貞か、おまえ?」


「…ッじゃ、ねえ、けど…ッ」


「……なら動けよ」


童貞じゃねぇつったって、ヤった時は無理矢理だった。中学んときに押し倒されて縛られて、リーダーの女に乗っかられて食われた。


だから動いたことなんてねえし、どんなふうにやっていいのかなんてわかんねぇのに、一回ちょっと擦り付けてみたら止まらなくなって、気がついたら安里の指に打ち付けてた。


「っあ!あ、も、無理だ…ッ!!」


いつも通りの涼しそうな顔をしてるやつに阿呆みたいに腰振ってる姿は想像したくねぇけど、いっぺん動き出したらマジで止まらねぇ。


あっという間にイきそうになって、安里の肩を握る手に力を込めたら、最後は搾られるみてぇにして扱かれて簡単にイってしまった。


「はぁ…はあ、」


寝る前から悶々と溜めつづけたものを出して、下半身が痺れるみてぇに気持ちいい。


だらし無く開けた口ん中に、俺の精液でドロドロの指を突っ込まれて、舌に撫で付けられる。


そのマズイもんをぼやけた頭で必死に舐めてる間も、中のローターは相変わらず強いまんま震え続けてる。


「安里、中の…っ」


とってくれ、と縋り付いたら、もうそれだけで何を言われるかわかるくらい、楽しそうに笑われた。


「ああ、自分で出せよ」


「……っ」


あぁもうくそ、なんて笑顔だよ。どんなひどいことを言われても、安里が喜ぶんならそれが最高だ。何でもしてやるよ!


「……っふ、…ッあぁぁ、」


ブブブブ…ッと震えつづけるバイブを押し出すために、グッとケツに力を入れる。ただ震えてるだけでたまんねぇそれが、腹ん中を滑って、ぐちゃぐちゃに掻き混ぜる。安里の前でいきむ羞恥に身体が熱い。


「はっ…はっ…、」



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あきゅろす。
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