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俺は悪魔の誘惑に負けて、ビクビクしながら安里に近づいた。


腕を掴まれて、至近距離に座らされる。


…綺麗な顔。睫毛の長さとか、鼻の筋とかがすげぇ。


まじまじと見てると、安里の顔がどうだカッコイイだろうと言わんばかりに笑って、ますますカッコイイですどうしようかこれ。


「俺の顔好き?」


「……す、き」


なんだよ愛の告白みたいじゃねぇか。いや、もう告白済みなんだけども、緊張する。


「俺のことは?」


あぁくそわかってるくせに。


意地が悪い!


「好きだよッ」


「だったらちんこだせ」


「……」


告白のあとに言う言葉かそれがッ


「……」


安里の目。


安里が手に握っている褒美。


それからまた安里の目。


……。


見比べて、あーすっげぇ嫌だなとは思うけどやっぱり逆らえねぇ。


ごそ…と、一回精液を吐き出して満足している息子を取り出した。


満足しているはずなのに、安里の手がそれをゆるゆると握ったら、その触られてる状況だけですぐまた半勃ちになってしまった。


「…っ」


安里の手が、とうとうそのおぞましい褒美を俺のモノに嵌めた。


「禁欲な」


……そう。


初めて貰ったプレゼントは、



コックリング



でした。


泣ける……………。


「そのまま一週間我慢しろよ」


「い、一週間!?安里、それは無理…」


「俺が抜いてやるから、そん時パンパンじゃなかったら別れる」


「……ッ」


あ、安里の…



鬼ーーーッ!



「返事は?」


「……」


「へ・ん・じ・は」



「………ハイ…」


「返事はワンだろ」


「………ワン」


「…ハ」


そうして俺の強制的な禁欲生活が始まったのでした……。



けど、一週間は絶対破裂すんぞ。




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あきゅろす。
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