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3※
びゅるびゅると何度か吐き出してスッキリしてから、ようやく安里にくわえられているその状況を理解してきた。


「……ッあ、…安里、うわわ…ッ」


くわえられて一瞬でイッてしまった…!ものの5秒で安里の口の中から俺のモノが出される。もったいねぇもっと我慢すればよかった…!


とか思ってる場合じゃない。


安里は俺の出したもんが意外とまずかったのか、じっと俺を見ている。


「……」


「あ…安里、出せ、えっと、ティッシュ…や、俺の手でも」


パニクって手を差し出したらその手首を引っ張られて、気がついたときには目の前に安里の顔。そしてまた反応出来ないまま口いっぱいに広がる苦み。


……キス、された。


初めての安里とのキスが俺の精液味。


……さ、さ、最悪……。


「飲めよ」


うぅっ。


……ゴクン


「……ぐぇ、ま、ず……ッ」


予想以上の青臭さに、思わず顔をしかめた。安里のだったら何味でも飲みたいけど、自分のはキツイ。


安里はそんな俺を楽しそうに見ていて、惨めでいたたまれない。俺は情けなく飛び出している自分の息子を中にしまった。


フェラ?もキスも、俺が嫌がるのを見たくてしたんだろうと思うのに嬉しいなんて俺はつくづく阿呆だ。


「よく飲めたな…褒美やるよ」


褒美。


今安里に撫でられてるだけで十分、とは思いつつも、褒美貰えるなら貰いたい。


「ほら、これ」


安里のポケットから出てきたものを見て、ギク、と体が強張った。


あれ、なんかあれもしかして…


……いやいや、ないよな。ない。


…けどもし本当にそうなら…



……嬉しく…ない……。



「おー嬉しそうな顔」


絶対どう見ても嬉しくない顔をしてる俺にニヤニヤ笑いながら、俺のをくわえるために下りてきてた安里がまたベッドに上がった。


そしてベッドに座ってあの綺麗な笑顔で長い足の間をポンポンと叩く。


…え、なに、そこに座れって?


…褒美は欲しくないけど、そこには座りたい。


「……」


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あきゅろす。
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