正義の味方☆ディセプティコン!Introduction
「いやいやいや!待てコラ!激しく抵抗有るぞこのタイトル!」
「同感ダ。ツカ間違イダロ」
「バリケード、フレンジー、お前らもスタースクリームを止めてくれ!」
「おおデバステーター、ボーンクラッシャーも。あいつはまた何をやらかそうとしてるんだ?」
「俺も何故だか知らんが、スクリームの奴どうも虫けらを一匹捕まえてきてな」
「こやつを利用してオートボット共からオールスパークの欠片を盗むのだ」
「気でも違ったか?スタースクリーム」
「そうだ。こんな虫けら一匹に一体何ができるって……」
「わあ!戦闘機の次は戦車!それに地雷除去車!?凄い!さすが正義のヒーロー!悪と戦っていない時も日夜人々のために働いてるんですね!?凄い!感激です!カッコいーです!」
「「!?」」
「そうだ。我々ディセプティコンは地球の平和を守るため、こうして人間の暮らしに溶け込んで働いているのだよ。しかし悪のオートボット軍団に力の源であるオールスパークの欠片を奪われてしまったのだ」
「悪の組織キターーッ!!ですよね!戦隊物に敵対組織は付き物ですよね!てかいなけりゃ始まらない、寧ろ正義が成り立たない小憎らしいけど大事なアンチキショーなんですよね!解ります!そして奪われたお宝!
それが悪用されれば人類は滅亡!地球は憎きオートボット達に破壊し尽くされてしまう……!ああ、なんて大堂!!」
「「……」」
「やりましょう!悪のオートボット軍団からオールスパーク(の欠片)を取り戻そうじゃありませんか!」
「そ、そうだ。(←若干引)奴等は人間を虫けらと見下しているからな。お前なら奴等を油断させ、警戒されずにあの小僧にも近付けるはずだ」
「グハッフゥ……出ましたぁ!早速ヒロイン限定イベント……!デリケートな潜入捜査に小僧を陥落させるお色気任務!燃える!」
「(色気は期待しておらんがな)」
「そして囚われたヒロインを奪い返すため、一人敵陣に乗り込むスタースクリーム!!」
「貴様っ!!この俺を呼び捨てにするとは何事だ!?
「ヒロインてなんだ?」
「てか捕まるのは決定事項かよ!?」
「そして最後に必ず正義は勝ぁぁぁつ!!」
「もうどうでもいいからとっとと行けーーー!!」
「………それを俺らにどうしろと?」
「……ナンツーカ勝手ニヤッテクレヨ」
しかし彼等が巻き込まれる日は遠くない
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