02
だーもー何というか、…まあとにかく覚えてないってことが言いたかっただけです。それだけですとも。ええ。
自分で言ってて虚しくなるじゃんか。こん畜生。
美化されて、色褪せて、記憶の彼方へと葬り去られる日々のなか
唯一絶対、確かなのは君の存在。
そしてそれは、薄れるどころか、輝きを増すばかりで。
漠然と抱いていた好意は、いつしか恋へと姿を変え。
君の面影を餌に今や、それは日々愛へと成長しつつあるのです。
この調子で偏差値もにょきにょき伸びてくれりゃあ有難いんですけどね。
まあ現実そんな甘くはないよって話です。甘いのはケーキとチョコだけでいいよって話です。
めんどくさいけど、仕方ないから、めんどくさいけど、今は大人しく勉学に勤しむべきなのだと思います。
なんせ…受験生ですからね。俺ってば。
だから、絶好の昼寝日和にもかかわらず
休日の市立図書館の学習室でおべんきょしてるわけなんですよね。
あー俺ってば偉い。
誰も褒めてくれないから、手持ち無沙汰な左手を頭の上に乗っけて
「いい子いい子」
なでなでしてみたけど、あまりにも虚しいがためにものの5秒で強制終了。
ちょっと恥ずかしくなって、周りをきょろきょろしてみたけど、皆下向いて本読んだり、勉強してた。
よかった…んだろうけど、これはこれで虚しいのはなぜだろう。
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