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なくなった光の破片
「フランさんが…いない…?」
スクアーロさんが落ち着かない様子でいった。
「そうだぁ
六道に電話したがあっちにもいねぇらしい…」
ったく世話の焼けるガキだぁ
そう悪態をついたスクアーロさんは隊員に収集をかけた。
「名前!フランが居なくなったの、知ってるか!?」
部屋にいたベルさんが慌てて言う。
「し、しってますけど…」
なんで
なんで
なんで…?
「……きます」
「え?なんか言ったか?」
「僕、一人で言ってきます
その方が時間削減になりますから」
驚いた皆を無視して、窓から飛び降りた。
分からない
僕もなんで飛び出したか
(なんで悪態をつかれた奴を探すのか)
(これはなんだろう)
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