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444hit.ルイージさま(泉阿)

飲み物を持ってドアを開けると、阿部はベッドに寄りかかりながら雑誌を読んでいた。




今日は久しぶりに部活がなく、俺の家で阿部と二人、ゆっくりすることになっている。



ついさっき家に来た阿部は、慣れた様子で俺の部屋に行き、俺は飲み物を取りにリビングによっていた。




「阿部ー。飲み物持ってきたぞ。」


「ん。ありがと。」


そっけない返事だけど、今は全然気にならない。
初めの頃は少し不安になったりもしたけど。




「その雑誌おもしろい?」


「あんまりかな。読むのやめよ。」



雑誌を読むのをやめ、俺を見た阿部と目があう。



―やっべ。可愛すぎる。



「…泉?」



なに?と首をかしげる姿もかわいくて。



「いや、かわいいなと思って。」


「なっ…!」



一気に赤面する阿部に、さらに気持ちが高ぶる。





気付いたときには、自然と阿部の髪の毛に手が伸びていた。


けして柔らかいとは言えないけど、痛んでるわけでもなく、程よく手入れがされている髪の毛。



そのまま手は下がっていき、阿部の頬に触れる。



大分赤みを増した顔がかわいくて。


大きなタレ目が、整った唇が、どうしようもなくかわいくて。



「…かわいい。」



もう一度呟くと、目が大きく見開かれたあと、視線が外れる。


男でこのかわいさは反則だろ。世の中の女たちに恨まれてもしょうがないな。






なんだ。この気持ちは。
全てがかわいく思えて、美しく思えて。



―愛しい。



自分でもビックリした。
まさか自分が‘愛しい’なんてロマンチックな言葉使うと思っていなかった。



でも、確かに俺は、阿部が‘愛しい’のだ。




「阿部。」



名前を呼ぶと同時に抱き締める。


腕の中の阿部は、温かくて、優しくて。



「阿部。愛してる。」



耳元で囁けば、さらに赤くなる阿部を本当に大切に思う。



「…泉。お、俺も…」



照れ屋な阿部が、俺のために頑張ってくれてる姿が嬉しい。



阿部から香るシャンプーの香り、真っ赤な顔、キャッチャーなのに細い肩、阿部の全てが愛しくて。



「泉…」



名前を呼ばれるだけで人間は幸せになれるんだと知れたのも阿部のおかげだ。




愛しい、愛しい。


いや、違うな。












言葉なんかじゃ言い表せない。
(愛しいなんて言葉だけじゃ。)



444hitありがとうございました!

ルイージ様に捧げさせていただきます。

駄文で申し訳ありません…。
管理人は泉阿大好きなのですが、うまくかけませんでした…。
なんかキャラ違くね…?

リクエストに沿えているかは不明ですが、よろしければお受け取り下さい。


ルイージ様のみお持ち帰りOK。


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