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「んぅ...ふ、うぅ...はぁ!」


なんだか変な気分になってきた。
さっきから、触手に服をまさぐられているせいなのか。
気持ち悪いはずなのに、なんだか気持ちがいい。

こんなことを思うのは、この状況を少しでも良い方に考えようとする自分のポジティブさから来るのか。
それとも、この触手から出ている液体のせいなのか。

後者だな、と平間は思った。
自分はそんなに物事を前向きに考えられる人間ではない。



「ぅ...ふぁ、あうッ!!」


服をまさぐっていたはずの触手は、いつの間にか服の中に入って平間の乳首の上を這い始めた。



「や...ああぁ!なんで、...ヘン、そんなとこ、きもちいいわけ、んあああ!」


平間はある異変を感じていた。
いつもより感度がいいような。
気のせいではないというように平間のペニスは服越しでもわかるくらいに立上がっていた。
触ってもいないのに。


「なんで、どうして、ンぅ...ああああぁッ、ヤダ...こわ、ぃ...ヒぃ!」


触手から出ている液体のせいで平間の乳首はぬるぬるになって卑猥に光っていた。
真っ暗な中では見えるはずが無い。
でも、なぜか平間にはわかっていた。
それがとても恥ずかしい。

もし他人が、自分のこんな痴態を見ているとしたら。
自分以外の人が、こんな、恥ずかしい自分の姿を。
そう考えるだけでも平間のペニスはさらに元気になっていき、先端から透明な液体をあふれさせる。
まるで、今自分の体を弄ってる触手のように。


「やぅ、...そこだけじゃ、ヤダ...下も、さわって?...ん、ああ、あう」


人間の言葉が通じるはずもない生物に向かって、平間はだらしなく口の端からよだれをたらしながら懇願した。
誰かが見ていたら、、、それはそれで興奮する。
と平間は考えた。
誰かが見ている。
恥ずかしい、でも、そんな自分をもっと見て欲しい。
誰かが見ていると思いながら、こんなわけのわからない生物にもっとして欲しいと強請る自分を見て欲しい。

今まではこんなことを思ったことなんて微塵も無かった。
これもこの触手から出ている液体のせい?


「...あぅ!そこ、弄ってぇ、...あああ!きもちいよぉ、ふああぁぁ...」


乳首を弄っている触手とは別の触手が平間のズボンと下着を脱がしペニスにゆっくりと絡みつく。
上下に動かすだけで、ぐちゅぐちゅと卑猥な水音が響き渡る。
触手から出る液体と平間の先走りが混ざり合って平間の体はぬるぬるになっていた。





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あきゅろす。
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