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小説
いちばんうえの



彼がいちばん大事に思う人
きっと彼

沢田綱吉。通称ツナさん


彼を見てればすぐに分かっちゃうから
顔をあわせるだけですっごく嬉しそうに笑って
忠犬よろしく尻尾を振ってる

やっぱりツナさんには敵わないです
なんたって巨大マフィアの10代目ボス、
そしてハルの元想いビト

もっとも憧れる彼に、ハルの勝ち目はあるんだろうか…


………



あいつがいちばん好きだって想う人
きっとあの方

沢田綱吉さん。誇り高きその肩書きはボンゴレ10代目

あいつを見てれば嫌というほど分かる
視界に入った途端にはしゃいで
子供かっつーぐらいにツナさんツナさんって

やっぱりオレは10代目には勝てねえ
なんたってあの方は素晴らしい人、
オレが唯一仕える絶対の主

もっとも尊敬するあの方に、オレの勝ち目はあるのだろうか…


………



全くもって、訳がわからないあの二人。

なんでかな。はたから見たら意識しまくりなのに
山本もビアンキも母さんでさえも気づいてるっていうのに、どーして本人たちは自覚なし?

しかもどっちもオレのことをいちばんだって誤解してるしさ。
二人が思うオレがいちばんっていうのは尊敬とか友情とかソッチでしょ

恋とかのいちばんじゃないって


ああもうはやく


互いが互いにいちばんに想ってるって気付けばいいのに


ツナは憂いてツナサンド

End.

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