247.愛しさでいっぱい/アレン


「アレン」
「どうしたんですか? ユーリ」
「や、ちょっと持たれたいなと思っただけ」
「僕の肩ならいくらでもどうぞ」
「はあ、いい匂い」
「本当、ユーリは思ってることをすぐ口にするんだから」
「そのほうがストレスたまらないもの。いいでしょーアレン好きー」
「わーい僕もユーリが大好きですー」
「うわ恥ずかしい!」
「ええ!? 自分で言ってたくせに!」
「なーんてうそぴょーん」
「……ラビっぽい」
「あ、さっきまでラビとイチャイチャしてたもん。やだうつっちゃた?」
「ユーリは正直にもほどがあります!」
「セックスしてないよ?」
「ユーリは僕の気持ち読み過ぎです」
「読んでるっていうか、研究してるのだよ。アレンのことが好きだから」
「なっ」
「ふふふー」
「研究するのは僕だけにしてくださいよ」
「仰せのままに〜」




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あきゅろす。
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