269.人の心配ばかりで/ff13/光

「ライトー、話ってなに?」
「自覚がないのか。戦闘に粗が目立つぞ」
「この間の?」
「お前はいつだってそうだ。ホープのこととなると見境なく突っ込む。守れるものも守れなくなるぞ」
「ライトはよく見てるね」
「開き直るな!」
「暴走したらライトが止めてくれると思ってるからなー」
「私がいないときはどうするつもりだ」
「その時は私もいないよ」
「そんな都合がいいわけあるか!」
「いなくても来てくれるでしょ? 私のピンチはホープのピンチだし」
「…お前たち二人きりになぞさせん!」




「ライトニングには叶わないなあ。大好きだよ、ほんと」

ユーリは笑った。ライトニングはそっぽを向いて、馬鹿と呟いた。


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