220.不可逆変化の関係/FF13-2/ホープ
ホープが小さくないだと!?


「ホープ、昔言ったこと覚えてる?」
「大きくならなかったら結婚しよう、ですか?」
「そう! これじゃホープと結婚できない!」
「そんなに僕と結婚したかったんですか?」
「うん!だって完璧なショタっこだったじゃないか。もうホープきゅんって感じで、こうぐわしって抱きしめたくなるような」
「ああ、よくやってましたね」
「あの可愛いホープきゅんのまま20歳になってたら結婚をまじで迫ったのに…すっかりイケメンになりやがって!」
「どうも」
「にこっ、じゃねえええ。ああああ、ホープきゅんはどこへいったの」
「……ユーリさん」
「はい?」
「僕が大きくなったら結婚しないとは言ってませんよね?」
「うん、言ってないよ。言ってないけど、なにその笑顔。こわいちょうこわい」
「やだなあ、最高級のスマイルじゃないですか」
「時がいかに残酷かわかった! もうわかったから!」
「じゃあ僕と結婚してくれるんですね?」
「……はい?」
「だってわかったんでしょう?」
「こわいよー」
「泣いてるユーリさん、すごく可愛いです」






だが、ウェディングエンドにはまだまらない!



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