05.天使の羽に唇を寄せて/D.G/リナリー
 

要知識→ユーリはイノセンスを発動させると、男になる。アレンはユーリ溺愛。

ユーリの部屋に遊びに来たリナリー。アレンは任務で不在。ユーリは自分のイノセンスを発動させて、リナリーにブラッシングしてもらっている。


「ユーリの羽は真っ白で綺麗よね」

「あはは、そうか? そんなこと言ってくれんの、アレンとリナリーくらいだぜ」

「……またアレン君と一緒?」

「うん、なんか似てるよなお前ら。笑顔とか仕草とか、そのー色々さ」

「でもアレン君は男の子だし、私は女の子だよ」

「あ、そう今の! そうやって首傾げるところのも!」

「聞いてるー?」

「いんや、俺の前に性別はあんまし関係ないし……いいじゃん、二人とも可愛いんだからさ」


そういって、ユーリはリナリーの頭を撫でる。


「もー! 私のことからかってるでしょ」

「おいおい、なんでそうなるんだよ」

「だって、可愛いなんて、それに頭撫でるなんて……」

「嫌だったのか? わりぃ」

「そ、そんなことはないわ……私のほうこそごめんなさい」
「気にするなって、状況よくつかめてねーし」

「ユーリらしいね」

「馬鹿にしてるだろ」

「……えへへ、ユーリの羽って気持ちいい」

「こら、話変えるな顔埋めるなっ。く、くすぐったいだろ」



その直後アレン君が帰宅して、バトルが始まった

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