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テクニック
バラさないランディング
最近は、バラさない方法として、バイトを感じたらロッドは寝かせたまま魚と反対方向に早足で歩くことにしている。ロッドを煽っての所謂アワセは、その瞬間はテンションが効いてフッキングが決まるが、煽りきった際に(その強いテンションに触発されるかのように)エラアライをされた場合、ラインテンションが緩み、フックオフになりやすい。

魚と反対方向に早足に歩くことにより、ラインテンションを張り続け、エラアライされても気にせず歩き続けることによって、エラアライのラインの緩みを防止できる。しかも、そこからさらに歩き続けると、シーバスは、こちらを向いて、無抵抗に引っ張られるかのようについてくる。
そして、ある程度足場を決めて、ラインを巻き取り、自らもシーバスに歩み寄って、シーバスの真上に立つ。
ここから、ファイトが始まるのだが、既に引っ張りまわすことでシーバスの体力を奪っているので、走りに持続性はなく、突っ込みにもトルクを感じない。真上に立つことで、エラアライもさせない。
そして、少しずつリールを巻き取り、もし、抵抗すれば、レバーブレーキでこまめにラインを送り出す。この時に気を付けなければいけないのは、レバーで完全にブレーキオフにするのではなく、ロッドを90℃に保つ程度にこまめにラインを送り出す感じでよい。
そして、ロッドでゆっくりとしたポンピングで浮かせていくが、まだ体力が残っている場合、浮かせきった時にエラアライされてバレる場合があるので、ポンピングで体力を確かめるように浮かせる。体力がある場合、浮きはじめてから、シーバスはまた潜るのだが、それを繰り返していると、その潜る体力が奪われてきたかのように、弱くなる。
そこまで体力を奪ってしまえば、浮かせたとき、もう、エラアライはせずに、腹這いにプカッと浮かぶ。まるで、水面を滑らせるかのように、シーバスの頭をこちらへ向け、その時初めてランディングネットを用意する。
もう、シーバスは簡単にすくえる状態にある。
落ち着いて、頭からランディングを仕上げる。

これが、腹這いになる前にランディングネットを準備すると、急な突っ込みやエラアライに対応出来ず、バラシの原因になるので、出来るだけ腹這いまでもっていって、そのテンションを保つ程度にロッドを操作して、ランディングネットを準備する。

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あきゅろす。
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