081107/立冬鍋の日
「けさは、さむかったですね。ちょーこーどの。」
「今日は立冬だからな…本格的な冬になっていくのだろう。」
「う〜ん…ねこには、きびしいきせつですにゃ…」
「ふ…そうだろうと思って、炬燵を出しておいたぞ。」
「にゃあ♪ありがとうございます、ちょーこーどの。」

ごそごそ。

「…にゃー…ぬくぬくですねえ。しふくですよ。」
「今夜は、鍋にでもするか?」
「このきせつにいいですね、ぜひ、おねがいしますですにゃ。」
「それと、出掛けるならばこの手袋を使うといい。」
「にゃ…おれに、かってきてくれたのですかね?」
「ああ。」
「…ありがとうですにゃ。」

……もぞもぞ。
ぽすん。

「…郭淮?」
「せなかがさむいですからね。…ちょーこーどののむなもとに、よりかかりたいのですにゃ。」

すりすり。

「…ふ…好きにするといい。」
「いわれなくても、そうしますよ。ちょーこーどの。」



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