あとは頑張ってちょーだい! 静かに病室を出る。 もとから騒がしくないから普通に出ただけなんだけどー、とりあえず…下に居た奇妙な赤ん坊くんを踏みそうになってドキッとしたのは此処だけの秘密。 「ツナは起きたのか?」 彼の顔が不愉快そうなのはもしかして踏みそうになったのがバレちゃったのかなー 「すぐにはムーリ。あと1時間ぐらいしたら起きるんじゃなーいー?」 信用できないとかどーでも良いので取りあえずお待ちあれ!ずっと待ってたんだから、1時間なんてあっという間でしょ? 沢田が起きたら、クラス会議でもして真相を明らかにして解決してちょーだいな! 「それぐらい出来るでしょー?まぁ最終的な後始末はこっちでやっちゃうけどー それではサヨウナラ」 ……あ、黒川花を忘れそうだった! じゃあ次行ってみよーか! 「亜弥、か…。ファミリーにしたら面白そうだな」 後ろから聞こえた赤ん坊、リボーンの呟きに亜弥は僅かに顔をゆるくした。 「そりゃ難題ですなー」 [前へ][次へ] |