緊急!第78回隊長会議X
(一呼吸おいて)
津
「さて…総隊長殿。先程から気になっていたことをズバッと聞いてよろしいかしら?」
優
「…大方察しはついている。この娘、だろう?」
蘭
「どなたなのかしらぁ?我々騎士団の隊長会議を顔パスで潜入出来るコって」
(105の方へ顔を向け、首をかしげて)
105
「あ、いや……その、私は……」
(説明出来ずしどろもどろに)
涼
「ま…場合によっては始末すればいい話ではありますが」
(さっぱりきっぱり)
105
「し、始末っ!?」
直
「…見た所貧民街の方のようですね…」
優
「要約すると…貧民街でマオが迷子になった時に触れた際に、光ったそうだ」
晶
「…はい?以前受けた説明では、能力者は7人までしか存在出来ないということだったと思いますが?今期は既に揃っていますよ」
(驚きながら)
マオ
「…それは、今までに前例がなかったからで…でも確かに、黒く光ったんだもん…」
陽
「ってことは何?コイツ、8人目の能力者ってこと?」
優
「まぁ、そういうことになるな」
マオ
「正確には、能力候補者ってトコだけどね」
優
「という訳で、小娘。とりあえず自己紹介をしてみろ」
105
「だから小娘って言うなああぁ!」
涼
「…いちいち煩い方ですね。少しは静かに喋るということも学習したら如何ですか?」
(嫌味っぽく)
105
「なっ……!?」
津
「こーら、涼も火に油注がないの。ええと、アタシ達は貴女のことを知る必要があるから…自己紹介してもらえないかしら?」
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