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P.S.瞬くん

チィ
「追伸…瞬くん

あのね、僕、本当に瞬くんが好きだったんだよ。だから、僕は後悔なんてしてないからね。
あと、どうせ当日になったら説明なんて出来ないだろうから、今書いとくね〜。

実は、天界に関わった人間の記憶は、その「天界関係」の部分だけ切り取られてしまうんだ。だから、僕が死んでしばらく経てば、瞬くんの記憶も、僕の部分だけ忘れてしまうんだよ。

だから、後日瞬くんがこの手紙を見付けても、誰から来たのか分かんないだろうけど。
でも、少しの希望を込めて、名前書いておくね。

じゃあ、またいつか会おう!


チィ・エレナー」



「全部思い出したわ、バーカ。…忘れる訳ねぇだろ。───俺だって好きだったんだからよ……」







記憶の中の蒼―END―




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