お祝い夢小説
君といた日々 3


カランカランッ―

 音をたてひらく 重々しいドア。
 店長さんに軽く会釈をして 彼の元へ早足で向かった。


「エースッ お待たせ!」

「まだ10時だけどな(笑)」


 クスクスと笑い合う私達に
店長さんは、コーヒーとケーキを用意してくれた。


 少し不格好なハート型の真っ白なホールケーキ。


「もしかして…?」

 首を傾げるエースに、店長さんは笑いながら
“素敵な彼女ですね”と告げ、カウンターへ戻って行った。


「…昨日ね、店長さんにケーキ焼くの手伝ってもらったの///」


「イチカ‥。俺、マジ感動したんだけど。

  ありがとな!」



「ハッピバースディ!エース!」

 私は、ロウソクを2本だけ立て、エースのライターで火を付けた。


「イチカ、外見てみろよ。雪、降ってきたぜ。」

「寒いハズだねッ!」






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